今回ご紹介するワイン:フランス・ロワール地方・トォーレーヌ地区 |
(1) トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 白 2001 ボージョレなど赤ワイン用のガメィ種に用いられる炭酸ガス浸漬法を採用。無補糖。パッション・フルーツのアロマが広がる芸術品。 (2) トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 白 2002 ボージョレなど赤ワイン用のガメィ種に用いられる炭酸ガス浸漬法を採用。無補糖。パッション・フルーツのアロマが広がる芸術品。 (3)トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン"エム・ド・マリオネ"白 2000 2ヶ月にも及ぶ発酵を経て辛口に仕立てられたヴァンダンジュ・タルティーヴのキュヴェ。桁外れのアロマの発散、酸、そして余韻。 クロシェのサンセールと並ぶヴァンダンジュ・タルディーヴの双璧。良作年のみの限定 ≪トゥーレーヌの白い巨塔≫と呼ぶに相応しい モンスター・キュヴェ生産。 (4)ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス "プロヴィニャージュ"セパージュ・ロモランタン 白 1850年前後に植樹されたフランスに現存する最古のプレ・フィロキセラの葡萄畑から生まれる稀少ワイン (5)ヴァン・ド・ペイ・ド・ジャルダン・ド・ラ・フランス"レ・セパージュ・ウーブリエ"ガメィ・ド・ブーズ 赤 消滅しつつあるガメィ・ド・ブーズから造られた、キュヴェ名は「忘れられた品種」。通常のガメィ・ワインとは異るコクと力強さを持つ。 卓越して素晴らしい品質。「ガメィ・ド・ブーズの消滅は人類の犯す罪である!(ミシェル・ベタンヌ)」 |
「白ワインの帝王、トゥーレーヌ・ガメィの王様、ソーヴィニヨンの魔術師」 (フランス、ゴーミヨー誌、フィガロ紙より) Henry Marionnet アンリ・マリオネ Dome de la Charmoise |
白ワインを炭酸ガス浸漬法で醸造、辛口に仕立てたヴァンダンジュ・タルディーヴ、接ぎ木をしないぶどう樹、自然ワイン・・・。既成観念にとらわれない自由な発想と旺盛なチャレンジ精神を持つ、ソワン・アン・ソローニュのヴィニュロン、アンリ・マリオネは人々を魅了し驚嘆させるワインを生み出します。 ⇒ワインを勉強された方には、これらが大変珍しいとご理解頂けると思います。 平岡 特筆すべきは、アンリ・マリオネのガメイが、マルセル・ラピエールやピエール=マリー・シェルメットといったガメイの第一人者の造り手達と同じ醸造哲学に基づいて造られているということである。フランスの著名な醸造学者で、化学者でもあり、ボージョレの造り手でもあったジュール・ショーヴェ氏(現在世界中で用いられているINAOの公式テイスティング・グラスの発案者で、フランスのとりわけガメイの造り手に大きな影響を与えた伝説的人物)の門下生には、マルセル・ラピエールやピエール=マリー・シェルメット、ギイ・ブルトンといった秀逸な造り手が名を連ねているが、アンリ・マリオネも、かってジュール・ショーヴェ氏の教えをうけた1人であった。これらの造り手達のワインに共通しているのは「自然な味わいのガメイ・ワイン」ということである。 トゥーレーヌのガメイは、ともするとボージョレに比べるとマイナーであると考えられがちだが、マルセル・ラピエールやピエール=マリー・シェルメットに匹敵する「自然な味わい」のマリオネのガメイは、ベルナール・ロワゾーをはじめ、フランス料理界の一流シェフやソムリエのみならず、パリの著名なワイン・ショップやフランスの個人のワイン愛好家達にも絶大な人気を誇っています。マリオネのガメイは間違いなくフランス最高峰のガメイです。常にアンリ・マリオネの進化は止まりません。 ⇒ガメイといえば、ボジョレーヌーヴォで有名でそれしか造ってないとほとんどの方は思っているでしょうが、ロワールでも造られています。それだけでも珍しいと思いますが、アンリ・マリオネはもっと凄いです。 (平岡) |
■ ドメーヌ・ド・ラ・シャルモワーズ(Domaine de la Charmoise)の概要 ●土壌 土壌は"Perruche"タイプ、つまり、火打ち石混じりの粘土質で、多少のケイ素や小石を含んでいます。 ●気候 ドメーヌ・ド・ラ・シャルモワーズはトゥーレーヌ地方の最東端に位置するため、他のトゥーレーヌのドメーヌに比べて、ソーヴィニョンとガメィに好都合な大陸性の気候をより多く享受しています。本来、ソーヴィニョンとガメィは大陸性の品種であるため、海洋性気候の影響が少なく、大陸性気候の影響が大きい内陸の土壌で真価を発揮するのです。この点で、ドメーヌ・ド・ラ・シャルモワーズはソーヴィニョンとガメィの栽培にうってつけのミクロ・クリマにあることがわかります。しかし、サンセールやボージョレに比べると、夏は涼しく、冬は穏やかです。また、ドメーヌ・ド・ラ・シャルモワーズは北のロワール河と南のシェール河の間で、最も高い地点に位置します。このため、並外れた葡萄の熟成が可能になり、春の霜の被害も全く受けることがありません。多くの栽培家が自身の畑が破滅するのを目の当たりにしたあの壊滅的な1956ヴィンテージでさえも、マリオネのドメーヌは被害を免れたほどです。 ●葡萄樹 ドメーヌの葡萄樹は、大部分が1967〜1978年(接ぎ木をしていない区画は除く)に植樹されたものですが、それ以来、葡萄樹はほとんど引き抜かれていません。葡萄樹の取り替えに際しては、穂木を残し、台木のみ取り替えて常に最上のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)が残るようにしているのです。 ●栽培と収穫 ドメーヌの畑の畝幅は3メートルと非常に広く、植樹比率はそれほど高くありません。むしろ、葉の広い表面積を得られるように、葡萄樹を高い位置に固定して、光合成がよりよく進むようにしているのです。また、マリオネは畑の葡萄樹の状態を極端に重要視しています。彼は化学物質の使用を出来る限り最大限に避けながら、"リュット・レゾネ Lutte Raisonee"の原則に従って葡萄を栽培しています。除菌剤、除ダニ剤は20年来使用しておらず、セクシャル・トラップの技術を利用することも始めており、より葡萄畑の生態環境に適った栽培方法を行っています。収量を穏当なレベルに押さえるために、摘芽、グリーン・ハーヴェストも行います。葡萄の色素の発達を最適にし、熟度を高くするための摘葉も行われています。葡萄の房はすべて手摘みで収穫され、その場で厳格に選別されます。選別された葡萄は、潰れて酸化するのを回避するため、底の浅い籠に入れられ、すぐに醸造所に運ばれます。ドメーヌの畑の畝幅は3メートルもあるため、収穫した葡萄を入れた籠を収集するためのトラクターが畝の間に入ってくることができます。このため、収穫した葡萄をより早く醸造所に運び込むことが出来るのです。 ●ボージョレとは異なるガメィの醸造 アンリ・アリオネがガメィの醸造に採用している炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック)は、ボージョレで行われている方法(セミ・カルボニック Semi-Carbonique)とは異なります。ボージョレでは、発酵中にポンピング・オ−バーを行い、果皮が破れて果汁が流出するため、多くの果汁が発生し、マセラシオンは液体中で行われます。しかし、ドメーヌ・ド・ラ・シャルモワーズの炭酸ガス浸漬法では、マセラシオンは気相(気体状態)で行われています。 これは、まずタンクを二酸化炭素で充満させておいて、その後に、葡萄で完全にタンクを満たす方法です。ポンピング・オーバーを行わないため、果皮が破れて果汁が流出することはなく、発酵はそれぞれの果粒の中で行われるのです(細胞内発酵)。つまり、マセラシオンはガス(気相)の中で行われるわけです。炭酸ガス浸漬法においては、液体が少なければ少ないほど、果粒からより多くのものを引き出すことができるため、ワインはよりフルーティーで、色の濃い、アロマティックなものになります。事実、パスツールは、応用には至りませんでしたが、それを仮定していました。またこの技術は二酸化硫黄の添加も最小限に押さえることができる利点もあります。 唯一行われるのは、葡萄を温めることです。重さによって、葡萄が少しの液体を発生するため、この液体を25〜30℃の熱交換機の中で温めて、タンクの下部に再注入するのです。こうすることによって、熱が拡散し、発酵が問題なく開始されます。発酵は約6日間続き、後に(50%の葡萄はまだ手つかず)葡萄をタンクから出し、空気圧圧搾機にかけるのです。再びタンクの中に入れて通常の発酵を終了し、続いてマロラクティック発酵が2〜3週間かけて行われます。発酵終了後、ワインは澱引きされ、瓶詰めされるまでタンクで保存されます。 この醸造方法は経済的にリスクがあります。なぜなら、収穫が手摘み(機械よりも3倍もコストがかかる)であること、それから、とりわけ発酵が、二酸化硫黄の添加もなく、いかなる保護もなく、完全に自然なものであるためです。特に、わずか数時間で、揮発酸量が急激に上昇し、酢酸が発生する危険性があります。しかも、1つのタンクから別のタンクに感染する可能性が高いのです。揮発酸量が上昇した場合には、出来るだけ早く澱引きするか、二酸化硫黄を添加することによって危険を回避することができますが、揮発酸量は少し上昇すると下降することはほとんどないため、この方法を実践するには、非常に卓越した技術が要求されます。ボージョレの多くの造り手が、この技術(ポンピング・オーバーをしないマセラシオン・カルボニック)を使うことを止めてしまったのは、揮発酸の上昇という問題があったからなのです。 しかし、記述したように、この炭酸ガス浸漬法(マセラシオン・カルボニック)は、ボージョレで行われている方法(セミ・カルボニック Semi-Carbonique)と比較した場合、果粒からより多くのものを引き出せるため、ワインは、よりフルーティーで、色の濃い、アロマティックなものとなり、二酸化硫黄の添加も最小限に押さえることができるのです。 |
白ワインなのに ボージョレなど赤ワイン用のガメィ種に用いられる 炭酸ガス浸漬法を採用 無補糖 パッション・フルーツのアロマが広がる芸術品 |
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2ヶ月にも及ぶ発酵を経て辛口に仕立てられた ヴァンダンジュ・タルティーヴのキュヴェ。 桁外れのアロマの発散、酸、そして余韻 ≪トゥーレーヌの白い巨塔≫と呼ぶに相応しい モンスター・キュヴェ |
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最古のプレ・フィロキセラの葡萄畑 珍しいロモランタン品種で造られたこのワイン |
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アンリ・マリオネ プレ・フィロキセラのロモランタン種の葡萄樹の前で |
二酸化硫黄、培養酵母を無添加、無補糖、無清澄、無濾過など、 人工的な介入を一切行わず、人類が初めて造ったワインを再現。 キュヴェ名「初収穫」という名に相応しい、 醸造技術の限界に挑戦したワイン。 |
トゥーレーヌ・ガメィ "プルミエール・ヴァンダンジュ"赤 Touraine Gamay "Premiere Vendange" (AOC) |
■アンリ・マリオネ自身の解説とコメント これは私の夢のワインです。"プルミエール・ヴァンダンジュ"(初収穫)と命名しました。いつか人間がワインを造った、そのワインのように自然なワインを造ってみたかったのです。しかし、失敗すれば1年の収穫がすべて無駄になります。20年待って11年前、1990年に初めて実現しました。 葡萄の果汁は放置すれば発酵して酢になります。自然の帰結です。酢になるはずのものに"介入"して私達はワインを造ったのです。ワインを創り出したのは人間です。介入と言うとマイナスイメージですが、知恵を働かせたのです。おそらくルイ14世が宮殿で飲んでいたワインは、秋から冬はまだしも、気温の上がる春先には酢になっていたのでは…。17世紀にはワイン造りに亜硫酸が添加されるようになりました。亜硫酸には二つの役割があります。バクテリアを殺し、ワインの大敵である酸化を防ぐことです。空気中には無数の菌がいて、良い菌も悪い菌も葡萄の実についたまま醸造されます。もちろん、実を腐らせる腐敗菌も一緒です。亜硫酸は腐敗菌を殺しますが、同時に貴重な他の菌なども殺してしまうのです。葡萄は500〜600の要素でできているのです。酸化とは、リンゴをむいて5分もおくと表面が変色する、あれです。 私のワイン造りは、第1に健康な葡萄を育てること。そして、丁寧に摘むことです。摘み取った実は小さな籠に入れ、木樽ではなくステンレスのタンクに直行させます。酸化の原因を防ぎ、亜硫酸はいっさい使いません。酵母を添加したり、漉したり卵白で澱を取り除いたり、人工的な介入は全く行いません。リスクは毎年あります。今年で11年目ですが、2度も失敗しました。子供と同じですよ。健康な子供に良い環境を与えてやる。奇跡のようなことです。 プルミエール・ヴァンダンジュは、クラシックなキュヴェよりも強い色調と複雑なアロマを持っています。深いガーネット・ルビーの色調に若々しさで紫がかったローブ。フランボワーズやカシス、ブルーベリー、スミレ、パン・デピスなどのアロマ。味わいは、澄んで混じりけがなく、フレッシュ。非常にピュアな果実味があり、大変長い余韻とともにしっかりした構成の上でバランスが取れています。トゥーレーヌの郷土料理や特にあらゆるジビエに大変良く調和します。 ●ミッシェル・ベタンヌのコメント 「アンリ・マリオネのプルミエール・ヴァンダンジュは、一般に知られているすべてのボージョレよりも美味な果実味と、比類のないビロードのテクスチャーを兼ね備えている。」 ●ジェームス・ターンバル(英国ワイン・ジャーナリスト)のコメント 「アンリ・マリオネにとっての現代醸造学に対する唯一の譲歩であるマセラシオン・カルボニックで単純に酸化から守った、これぞ全くの自然ワイン!純粋さとフルーティ−さを追求するマリオネにとって、このプルミエール・ヴァンダンジュは、おそらく最も彼の哲学を表現しているキュヴェに違いない。瓶詰めされた年のうちに消費するように仕立てられるプルミエール・ヴァンダンジュは、エレガントで、フランボワーズやカシス、バイオレットなどの魅力的な香りとともに美しく深い赤のローブと紫色の反射を持っている。すばらしくピュアでフレッシュな味わい。ハーモニーが取れしっかりとした構成。13℃でサーヴィスすれば、肩肉のファルシーに快く調和する。」 ●『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』誌のコメント 才能豊かなアンリ・マリオネは、基準から逸脱した全くもって前代未聞なワインを造ろうと努めた。このワインは我々の喜びを大きくしてくれるに違いない!マリオネは、全く自然な状況で、二酸化硫黄も培養酵母の添加もなく、自然な方法で出来あがった昔のワインの思い出として、このワインをプルミエール・ヴァンダンジュと命名し、醸造による歪曲のない完全な純粋さにおける品種のすばらしさへのオマージュ(敬意)となることを願っている。素直でフルーティーなガメィ、心地よく美味。 ●『ル・フィガロ』紙、ミッシェル・ポンのコメント プルミエール・ヴァンダンジュと呼ばれるこのキュヴェは、全く補糖なしで、いかなる形によるほんの僅かな二酸化硫黄の添加もなく瓶詰めされた先験的に"不可能な"ワイン。クラシックなガメィよりも際立ったローブ、木苺、黒イチゴ、サクランボ、カシスの味わい。しっかりと成熟したタンニン、これぞ、異型的に興奮させられるガメィ! ご注文は、ワイン名をコピーし、本数とお名前その他を下のフォームにお書きください (5)トゥーレーヌ・ガメィ "プルミエール・ヴァンダンジュ"赤 ¥1,900 |
赤消滅しつつあるガメィ・ド・ブーズから造られた、 キュヴェ名は「忘れられた品種」。 通常のガメィ・ワインとは異るコクと力強さを持つ。 |
ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス "レ・セパージュ・ウーブリエ" ガメィ・ド・ブーズ 赤 Vin de Pays du Jardin de la France"Les Cepage Oublies" Gamay de Bouze 消滅しつつあるガメィ・ド・ブーズから造られた、キュヴェ名は「忘れられた品種」。通常のガメィ・ワインとは異るコクと力強さを持つ。 卓越して素晴らしい品質。「ガメィ・ド・ブーズの消滅は人類の犯す罪である!(ミシェル・ベタンヌ)」 |
■アンリ・マリオネ自身の解説とコメント このワインはブルゴーニュのブーズ・レ・ボーヌ村が起源で、シェール渓谷の古い伝統的品種であるガメィ・ド・ブーズ(別名:ガメィ・ノワール・ア・ジュ・ルージュ)から造られています。ガメィ・ド・ブーズは、19世紀はもちろん1960年代〜70年代までトゥーレーヌ地方で広く栽培されていた品種で、クラシックなガメィ・ノワール・ア・ジュ・ブラン(ボージョレやトゥーレーヌで一般的に栽培されているガメィ)とは異なり、果皮が厚く、果肉に色がついている半赤果肉(セミ・タンチュリエ)のガメィ種です。このため、ガメィ・ド・ブーズの果汁は非常に色鮮やかで、当時は、むしろ田舎風ではありながらも、豊かなコクによって珍重されたワインを生み出していました。INAOは、最初、ガメィ・ア・ジュ・ブランに15%の比率で混醸できるようにして、この品種の使用を寛容しましたが、その後、AOCトゥーレーヌの指定品種から完全に外してしまいました。その結果、ガメィ・ド・ブーズは、現在では、ほとんど消滅してしまったのです。しかし、私は全く偶然にこのガメィ・ド・ブーズの1区画を手に入れることが出来たのです。 1997年に、私の隣人の1人が、自身の1ヘクタールの区画からガメィ・ド・ブーズ品種を引き抜こうとしていたのです。私は、私の両親や祖父母達の喜びであったガメィ・ド・ブーズの葡萄畑を救うために、その区画を貸してくれるように彼を説得したのです。出来上がったワインを試飲してみて、まず非常に濃く強い色に、続いて、子供の頃、両親の大樽に穴をあけてこっそり飲んだ懐かしいこの品種のワインを瞬時にして思い出させるアロマに驚かされました。こうして、私は、かつて、その力強さとエレガントさで好んで飲まれていた、あのすばらしいガメィ・ド・ブーズのワインを再発見したのです。栽培と醸造は、クラシックなガメィのキュヴェと同様の方法で、私自身がドメーヌで行っています。 このワインのタンニンは非常に顕著ですが、まろやかでハーモニーが取れています。黒い果物の入った籠から感じとれるような柔らかいタンニンを持つ田舎っぽいカメイです。濃密さと口中の存在感は感動的で、他に存在するいかなるワインとも比較できません。軽食やソース付きの肉料理、伝統的なジビエ料理などによく合います。 (ガメィ・ド・ブーズはAOCトゥーレーヌの指定品種になっていないため、ワインのカテゴリーはヴァン・ド・ペイになっています。) ●ミッシェル・ベタンヌのコメント ガメィ・ド・ブーズ品種が消滅していくのが犯罪に思えるほど、このワインは個性的な特徴を持っている! ●『ル・フィガロ』紙、ミッシェル・ポンのコメント "セパージュ・ウーブリエ" はアンリ・マリオネが生んだもう1人の神童である。このキュヴェは法的にはいかなるAOCを名乗る権利もない。なぜなら、INAOが、このキュヴェを構成している品種、つまり、かつてシェール渓谷で伝統的な赤ワインを生んでいた半赤果肉のガメィ・ノワール・ア・ジュ・ルージュを、ずっと前に指定品種から外してしまったからである。非常に濃く強いローブ、柔らかいタンニン、黒い果物のアロマ、田舎風でこくのあるワイン。どんな比較も必要としない。」 ●『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』誌のコメント ガメィ・ド・ブーズからこのうえなく美味なワインを造るアンリ・マリオネは、これこそが、彼が少年時代に飲んでいたワインであることを覚えている。INAOが栽培品種の指定から外してしまったために、AOCトゥーレーヌを名乗ることができないガメィ・ド・ブーズは、ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランスとして、"セパージュ・ウーブリエ"(忘れられた品種)という名前で販売されている。1世紀前、徐梗もせず、酸化から守ることもなく醸造されていた葡萄は、必然的に粗野なワインを生んでいたことでしょう。しかし、今日、アンリ・マリオネは、他の赤ワインと同様に、培養酵母の添加も補糖もせず、炭酸ガスで保護しながらマセラシオン・カルボニックで発酵させて、ワインが最大限の果実味を持つようにしている。 黒に近い深紅のローブ。ワインは魅力的な芳香を持ち、ブルーベリーや苺を心地よく感じさせてくれます。味わいは非常に豊満で肉付きがよく、タンニンは粘性があり果実味と果肉に溢れています。味わい深いと同時に瑞々しい、そして素晴らしくナチュラル。本当の喜びである!」 ご注文は、ワイン名をコピーし、本数とお名前その他を下のフォームにお書きください (6)ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス "レ・セパージュ・ウーブリエ" ガメィ・ド・ブーズ 赤 ¥2,500 |
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