私が訪問した
  ワイナリー
ピエール・ビーズ フランス
ロワール
 Domaine de Pierre-Bise
         ドメーヌ・ド・ピエール・ビーズ

原産地呼称」 
          AC  サヴァニエール
          AC  アンジュ
          AC  アンジュ・ヴィラージュ
オーナー」 パパン氏
<一般評価
 パリのフランス・ソムリエ協会本部のワインセミナーで講師として参加し、完璧に自分の畑の土壌とワインとの関係を説明して、ソムリエたちの信頼を得て、その際のテイスティングでは絶賛される品質のワイン。
所在地
 フランスの中央部から大西洋まで、約1,000Kmを流れるロワール河。その流域は古くから「フランスの庭」と呼ばれ、美しい城とバラエティーに富んだワインを産する事で有名です。
 流域には河口から、ナント、アンジュ、トゥール、といった美しい町が点在しています。
 このワイナリーはアンジュ地区の銘醸地レーヨン村にあり、この地区でも自他ともに認めるナンバー1の醸造元。

ワイナリーの歴史&紹介
 このシャトーは1902年に建設され、当初ぶどう園はキリスト教会の所有で、教会の人々によって栽培されていました。
 パパン氏が所有者となったのは1956年で、現オーナーのパパン氏がお父さんから引き継いだのは1973年からです。
 夫人の実家も四代続いた醸造家で、現在その葡萄園も加えて50ヘクタールの畑を所有しています。
 とにかく、彼ほど自分の畑の土壌を研究し、完璧に知り尽くしている栽培家は珍しい。又、醸造に関しても彼はフランスワインの専門家達の世界で絶大なる評価をされています。ロワール地方にあって、補糖は一切行わないし、酵母も自然酵母のみを使用しています。土壌の研究を徹底的に行い、土壌の特性をいかにナチュラルにワインに醸し出すかを大切にしているからです。

パパン氏からのメッセージ
 私はワイン造りで「土壌をいかにワインに表現するか?」を目指しています。今、市場に出回っているワインの中には、普通の生産量の2〜3倍の量を作る技術を駆使して、美味しそうに見せているものがありますが、私に言わせればそんなものはワインじゃない。
 造られた土地の土壌を表現させてこそ本来ワインと呼ばれるべきです。土壌を表現していない技術系ワインと私のワインを飲み比べてみてください。
 
 ピエーズ・ビーズ ルージュ
    カベルネ・ソーヴィ二ヨン50% カベルネ・フラン50%

アンジュで一番と言われているピエーズ・ビーズが造る絶品もの。
ロワールのアンジュでなんでこんなに凝縮感があるのん。って感じ。
カベルネ・フランの青臭さがありません。

私が蔵を訪れた時、パパン氏と堅い握手をしました。
寒い蔵の中で「テロワール」についての講義を聴いたんですが、解らない事もたくさんありました。
なにせ、フランス語ですから。
直輸入ワインと地酒の店
元町ワインセラー 
ヒラオカ
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