CHATEAU LA FLEUR DU ROY  (シャトー・ラ・フルール・デュ・ロワ)
  CHATEAU BOSSUET        (シャトー・ボスエ)

フランスの南西部に流れるガロンヌ河とドルドーニュ河の両岸、さらにその二つの河が合流し、ジロンド河となって大西洋に流れ込むまでの両岸一帯がボルドー地方と呼ばれます。
ボルドー・ワインといえば、その品質と高さと味わいの多様さで世界的に有名です。このシャトーは5大銘醸地区の中で、最も小規模なポムロール地区のカテュソーという村にあります。ポムロールで最も優秀な葡萄を産出するといわれている高台にあります・
原産地呼称 AC POMEROL
(ポムロール)
公的評価
1980年 コンクール・パリ・・銀メダル獲得1989年 コンクール・パリ・・金メダル獲得1990年 アキテーヌ・コンクール・銀メダル                     1992年 コンクール・パリ・・銀メダル獲得1993年 コンクール・パリ・・銅メダル獲得
所有者 イーヴォン・デュボスト氏(元ポムロール市長)と息子のローラン氏
地質 小石まじりの砂質で、その下はポムロール特有の鉄分を含んだ地質
デュポスト氏からのメッセージ
私は市長時代に、多くの国の方々とお会いする機会がございました。その度に当地のワインに対して多大なお褒めの言葉を頂き、大変有り難く思っておりました。さらにこの度、日本のワインファンの皆様にご紹介できる機会を得て、大変感謝しております。今は公務に追われることもなくなりましたので、毎日畑に出て息子と共に手入れをしています。良いワインは良い葡萄から、良い葡萄は良い葡萄の木から。
歴史&紹介
1289年に十字軍の騎士候団が、この地に病院と教会を建て、ポムロールのワインを巡礼者に飲ませて休息させていた記録が残っています。しかし100年戦争(1337-1453)の時に、この地は戦場と化し、葡萄園はほぼ全滅してしまったことから現在のポムロールの葡萄園は100年戦争以降に再生されたものなのです。
このシャトーの葡萄園は、代々デュボスト家によって運営されていましたが、シャトー名を名乗って醸造元元詰めを始めたのは1958年の現在の所有者デュボスト氏の代になってからです。デュボスト氏は1995年まで永年にわたりポムロール市長を務めた人で、ポムロールワインの発展の為に多大な情熱を注ぎ、地元での信頼は絶大です。一時は苗木と研究と栽培も自分で行いあの「シャトー・ペトリュス」からも苗木を買いにきたそうです。気さくで人情味あふれるデュボスト氏には世界中、多くのファンがいます。特にベルギーには熱狂的なファンが多く、ベルギーではシャトー・ラ・フルール・デュ・ロワを語らずしてポムロールワインのワインを語れないほどです。現在は長男のローラン氏がほぼ完璧に栽培・醸造技術を継承し、経営を任されています。彼もまた父親に負けず品質向上への努力を惜しまず、より品質の高い葡萄を収穫する為の研究を続けています。
■店主からの一言
ポムロールのワインは、メルローという葡萄品種が主に使われているため、その味わいは柔らかくまろやかです。
若い方から年配の方でも安心して、お求めいただけると思います。ギフトにも最適です。
でひ、その風味をお試しください。
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