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和飲(わいん)マガジンfrom Motomachi
No151 00/11/24(金)
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おしゃれでファッショナブルな街・神戸・元町のワインショップが、
「♭」な気分を「#」にさせる「ワインセラピー」をお届けします
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元町・三宮・ハーバーランドは、クリスマスで飾られてきました。
当店もクリスマス気分を盛り上げるべきガンバッテおります。
近辺の様子です。和飲会の金本氏作
--------- 目 次 -----------------------
【 2 】 猫の額もない庭の出来事 No.7
【 3 】 ボジョレーだけが、ヌーヴォーでない!
【 4 】 ワインをより美味しくするおつまみ
【 5 】 和飲(わいん)会の忘年会
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜■ ルミナリエ特集 ■〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪ ルミナリエが、やってくる ♪
阪神大震災の涙の思い出を再び♪♪
神戸の12月の風物詩「ルミナリエ」の準備が始まりました。
阪神大震災は、当店にも私の家族にも多大な被害を与えました。
そして、11ヶ月後に、まだ瓦礫が残っている所から見ました
「ルミナリエ」は、寒々とした冬空に冴え冴えと輝き、思わず涙が出ました。
しかし、今や若干観光地化され当初の思いや感動は和らいでいるかも
知れません。でも神戸の人は震災を思い出し、日々がんばるでしょうし、
他から来られた方は、奇麗と思うだけでなく、
災害はいつかやって来ることを、心に留めて置いてください。
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【 1 】 もとまち情報
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ここのところ、さぼっています「元町情報」として「ルミナリエ裏話」を。
ルミナリエの資材を本場イタリアから輸入して通関して、
会場で組み立てて準備するのですが、それらを実際行うのは、なんと
当店のすぐ前にある「○○株式会社」って会社なんですが、
その人たちは、普段当店にジュ―スを買いに来たり、
私の弟が経営してます居酒屋に飲みに来たりしますので、
ルミナリエに関しては普通より身近に感じます。
配達の途中によくルミナリエ会場の中を通っていくんですが、
ただ、その作業を見ていますと、日本人がオレンジ色の作業服を着て
ヘルメットを被っています格好より、イタリア人が動いている姿が
なんとなく格好よく見えるのは私だけでしょうか?
でも「○○株式会社」の人たちは、毎年イタリア人と接するので、
少しはイタリア語がしゃべるようになっているそうです。
そのイタリアの人たちも、当店の周りをたまにうろちょろしてますので、
私もワインの買い付けに行ったときに困らないように、
イタリア語の勉強すべきでしょうか?
また、ルミナリエの期間中、出てくるゴミの量もすごいものがあり、
その処理も大変みたいです。
毎晩、「○○株式会社」の人たち10人が、オレンジ色の作業服を着て
ヘルメットを被って、出動する姿は凄いものがあります。
で〜、ルミナリエに因んだワインを紹介いたします、
@ ソアヴェ クラシコ スペリオール <コッフェル>
白・辛口 ¥1200
うたい文句は、「ローマ法王が飲んでいるワイン」。
コッフェルさんは、現在のローマ法王の御用達のワインを造り、
ソアヴェNo1にも輝いている、正に「掘り出し物」です。
「ローマ法王がお元気なのは、私のワインを飲んでいるからです。」
この畑の西には、「ロミオとジュリエット」の舞台で有名になった
ヴェローナの町があります。
ティスティングしてみますと、良いワインの証拠である粘着性があり、
香りよく、洗練されたそれでいて複雑性のある都会的ソアヴェであり、
なによりも、ソアヴェのクラシコ(昔からある畑の意)で、スペリオール
(アルコール度数が高い)が¥1200で手に入るなんて滅多に有りません。
あなたの白の辛口ワインの柱になる事、請け負いです。
なんで「ルミナリエ」と関係あるねん〜。
ラベルに<輝くルミナリエ>みたいな絵が描かれていますので、
当店では、ルミナリエのワインってことで通しています。
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【 2 】 猫の額もない庭の出来事 No.7
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こちらもご無沙汰しています、私の家の猫の額もない庭の出来事です。
● その1
小さな庭になにやらいろいろと植わっているのですが、そのうちの一つに
「馬酔木(あしび)」を植えています。白くて小さな花を咲かせるのですが、
昨年は、ちょうど今ごろ花芽が出て来たときに、その花芽をナメクジの奴に
食べられちゃいました。さぞ、柔らかくて美味しかったでしょうが、
一番下の娘がその事を覚えていまして、
「パパ!薬まいとかんとあかんで!」と言われちゃいました。
がんばってナメクジの薬を撒いて、来春は満開を祈っています。
そこで、すずらんみたいな可憐な白い花をたわわに咲かす
「馬酔木」を思わせるワイン! それは、
A シャトーヴィニエール 99 ACアントル・ド・メール 白・辛口 ¥1300
フランスのボルドーのアントル・ド・メールは、2つの大河に囲まれた
地域の意味というのはよく知られていますし、安売りなんかに出ていますが。
これは、ちがう!
香りは柑橘系の華やかさ有り、グレープフルーツをも思わせます。
これからのあっさり系の鍋料理にはピッタリです。
買い付けでこのワイナリーを訪れたときに感じましたのは、外交的な奥様と
無口でワイン造り一筋の主人の好対照でした。
尻にひかれる男の運命は、万国共通でしょうか?
● その2
ワインの香りの勉強のためと思いハーブ類を何種類か育てています。
南仏のラングドックでは、それらの香草類が山野に自生しているのですが
その香りのことをガーリックでなくてガリックと呼ぶとは前にお話したと
思います。
今育っているのは、チェリーセージとレモンバーム、パセリです。
レモンといえば、これからの季節は生牡蠣ですが、
よく、「生牡蠣には、シャブリよりミュスカデ」と言われます。
ミュスカデの中でも、とっておきですご〜いミュスカデを紹介します。
B ミュスカデ V.V.キュヴェ・デ・ミレネール98 白・辛口 ¥1900
<限定ワイン(ミュスカデでは、珍しい瓶に入っています)>
生産者:ドメ―ヌ・ド・セネシャリエル
V.V.とは、葡萄の木の樹齢が古いことで、通常古い方が生産量は
落ちますが良いワインが出来ます。
このミュスカデの樹齢は、40〜50年位です。
安く出回っているミュスカデとは、まったく違います。
ミネラルの味わいたっぷり、ギュッと凝縮された果実の風味、甘味さえ
感じ、ミュスカデであってミュスカデでない凄さがあります。
こんなミュスカデがあったんだ、と思わず小躍りしそうでした。
ここのオーナーの奥様もエネルギッシュで、
旅で疲れた私は負けちゃいそうでした。
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【 3 】 ボジョレーだけが、ヌーヴォーでない
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皆様、ボジョレーヌーヴォーは飲まれましたか?
2000年の今年は、何年振りかの出来のいい年ということで、
私もティスティングしましたが、やはりボジョレーヌーヴォーの
割に濃くてしっかりしていますし、何よりも「美味しかった」です。
第49回和飲を楽しむ会は、「ボジョレーヌーヴォーやってきた」でした。
11/16に、8種類のボジョレーヌーヴォーを皆様と飲むまくりました。
そのときの写真をアップしましたので、ホームページをご覧ください。
普段大人しい方?も盛り上がって面白かったです。
最近ボジョレー以外の地域や国で、今年できたワインの新酒が、
よく出回るようになりました。
そのなかで、私が一押しの出来たてワインが入荷しました。
C ランガラン・プリムール 赤・ミディ ¥950
フランス・ラングドック・サンシニアン
当店では、ロゼワイン販売No1でお馴染みの美人オーナーの
ワインナリー。
シャトーランガランらしい女性的なやさしい味わいのワインを
新酒では珍しい「シラー種」から造りました。
平岡ママと試飲してみましたが、シラー種特有のスパイシー
とか難しさはなく、いかにも「しぼったそのままの葡萄酒」って
感じです。おいしいの一言です。
「フレッシュ&フルーティ」ですが、南仏のぎらぎらした太陽を
感じさせる面白さも有ります。
OLの方には、よりフレッシュさと若さを与えますし、
男性の方には、アラン・ドロンみたいなカッコよさを
分け与えてくれるかも?
D シャトーランガラン 97 赤・ヘビー ¥1900
このシャトーのメインのワイン。タンニンまろやか、味わい深く、
レストラン・ワインバーでよく売って頂いております。
私がおすすめするめちゃ〜一押しの赤ワインです。
E シャトーランガラン・ロゼ 99 ロゼ・すっきりした辛口 ¥1500
たびたび出てきますので、よくご存知の方も多いと思いますが、
それだけ、ワインの思い入れが大きいという事です。
この価格で、美しいロゼ色、すっきりした美味しい味わいのロゼは、
そんじょそこらにありません。
ワイン会の方々にも大好評で、当店ロゼワイン売り上げNo1です。
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【 4 】 ワインをより美味しくするおつまみ
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クリスマスといえばチキン!
でも、ブロイラーなんかにはない美味しいチキンを紹介します。
F スモークチキン 和風仕立て 丸一羽(6〜8人前) ¥6000
〃 〃 ハーフ(3〜4人前) ¥3500
〃 イタリアンハーブ ハーフ(3〜4人前) ¥3500
○和風仕立て 地鶏(岩手産みちのく赤鶏)の風味をそのままに、
鶏肉本来の素朴な風味に仕上げた、どなたにも
喜ばれる味わいです。
○イタリアンハーブ イタリア産ハーブを贅沢に使用し、ワインに
ピッタリに仕上げた若い人にも嬉しい味わい。
ボジョレーヌーヴォーのワイン会でも人気があり、
ボリュームたっぷり、ご家庭でのクリスマスパーティやお正月での
雰囲気を盛り上げるのに、間違いありません。
賞味期限は、一ヶ月あります。
● 料理方法
真空パックしていますので、電子レンジでチンするより、
湯煎するのが簡単で美味しいです。
大き目の皿にレタスやプティトマトを敷いて、載せるだけ。
切り分ける演出効果もバッチリ!
食べた後は、鶏がらスープで簡単にプロの味が出せます。
詳しいレシピは、平岡ママに聞いてね。
パパは、食べるだけです。
● お届け
ご予約いただきますと、12/20すぎに発送いたします。
はっきりした日にちが解りましたら、確認のメールを送ります。
クリスマスからお正月まで、十分お楽しみいただけます。
ぜひ、お試しください。
平岡ママが自信をもって、美味しさを請け負います。
G 完熟 枝付き干しぶどう カリフォルニア産 110g ¥450
カリフォルニアのワイン用の完熟ぶどうを枝についたまま、
太陽により自然に乾燥されたもので、
いわゆるレーズンなんかとまったく違います。
自然の風味と甘さは、子供から年配の方まで喜ばれます。
店で試食用に置いていますと、お客様が美味しいとよく買ってくれる
のですが、いつのまにか無くなっているな〜と思っていますと、
うちの三女がパクパク食べていました。
昨年度、当店のおつまみ部門での売上No1でした。
食べて美味しいかったので、ギフトに使われた方が多かったみたいです。
H シャンパーニュの少冊子 3冊セット (無料)
12月といえば、やっぱりシャンパンで決まり!
フランスのシャンパーニュ協会からシャンパンのいろいろな
パンフレット(日本語版)三冊とワインが当たる応募用紙が
届いております。
ご希望の方は、ワインに同封します。
================== from HIRAOKA WINEKAI ==================
【 5 】 和飲(わいん)会の忘年会
とき 11/25(土)
場所 もつ鍋 山本
集合 地下鉄 上沢駅東口山側 18:45
会費 3000円〜
神戸でも有名な「もつ鍋」さんです。
美味しいですが、にんにくの匂いを覚悟ください。
申し込みは、お早めに!
● ワインサロンは、 12月01日(金)予定です。
12月は、皆さんお忙しいので、開催できるかどうかはっきりしていませんが、
参加のご希望があれば、お早めにおっしゃってください。
テーマを決めて、決行します。 会費は1000円程度です。
● 第50回 和飲を楽しむ会 は 12/15(金) です。
テーマは、「2000クリスマスに美味しいワイン」ですが、
50回記念ですので、何か面白い企画をやりましょうか?
● 新世紀へのカウントダウンをやりませんか!
とき 12/31 23:00〜
場所 当店にて
参加ご希望者の方がいらしたら、やります!
出て来ますワインは、もちろんシャンパン(なかなか入手困難もの)
=============== from Wine Shop HIRAOKA =======================
● 当店のHP「神戸和飲物語」の更新情況
★健康で元気が一番!のページを作りました
★アプリーラ(梅と紫蘇飲料)のページを作りました
★ゲルクリーム(自然化粧品)のページ
★ドイツワイン試飲会の写真を載せました